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☆来年秋冬のプレゼンが今週ピークで重なり日々でした。 ブランド別で微妙に変更してのプレゼン提案の為後日、突発的に携帯で“あそこの意味ってどうだった?”って質問されても何処で何を喋ったのか定かではなくて;即答できなくて冷や汗モノでした^^; 今回PVを上回るMUの入場者数という事でMUか提案しているトレンドもかなり影響してくるようです。 とはいえ、PVもMUも大枠では共通していて“自然体&緊張感”が大枠テーマのようです。 とくにPVの“包み込む丸み&ツンツン攻撃的”は相反する世情をも含まれていて、地球規模での不安感の中、対極的な心のありかただと思います。 素材面では~ アルチザン的なモノ作りが益々強まる中での構築的フォルムやクチュール的拘りに対応出来うる素材の進化という事で超ゴク細糸によるハイクオリティ化や天然繊維でしか味わえなかった風合いや感触を超越しより機能面をも駆使した化学繊維の進化も出てきてます。 カラーは~ やはりブラックのストーリーが際立っています。それと相反するナチュラルなホワイトの継続と冷たい光沢感のある青のストーリーです。デカダンな空気が漂う中微妙な中間カラートーンも目立ちます。 これは“5感に訴える情感カラー”の出現で、観てかんじるだけではない全ての情感を通して色の存在を確認する方向にあります。 プリントは~ ぼんやりしたニュートラルカラーな柄・サークル柄・そしてジャパニーズなきものがモチーフの染や柄・和紙が注目されます。 来年春夏コレクションでバレンシアガ筆頭にフューチャースタイルを披露しましたが、日本のアニメがこれほどアーティストのインスピレーションになっているのはスゴイ事だと思います。 世界は日本のアニメモードですから逆輸入で日本カルチャーが入ってきそうな予感はあります。 最近ではトレンドという一くくりでは表現提案できなくなってきていて ファッション自体、社会性のものではもうなくなってきている・・・個々で感じて選ぶ時代に突入してきているという事だと、何かの本に書いていました。 作り手として、演出するだけでなく“貴方だけの為”という人間味が重要であり、 作り手の精魂込められた志が感じられるモノへの拘りがなにより大事な世の中になってきたという事でしょう~。 業界内ではまだまだ今までのやり方に執着していてコスト面からの発想を重視してしまいがちです・・・これからは特に縫製力・パターン力・素材の選定などに拘りより重視していきたいものです。
by rblobe
| 2006-12-23 12:51
| ファッション関連
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